ブログ更新-「本当の自分にはなかなか気がつかない」

私もマネジャー時代は、日々悩んでいました。


日々チームをリードしているリーダーやマネジャーの皆さんの悩みはいろいろとあります。

・成果をあげるために目標を明確化し、ミーティングや日頃のコミュニケーションを通じて徹底するようにしているが、・・・。
・チームワークを向上させようと雑談や飲み会など仕事以外のコミュニケーションも大切にしているが、・・・。
・部下のモチベーション向上のために、良いところを見つけては褒めているが、・・・。

これらは日頃リーダーの皆さんからお聞きする現状です。
日々奮闘されているのがよくわかります。
かく言う私もマネジャー時代は同じように日々奮闘しかつ悩んでいました。

リーダーに必要な資質のうち最も大切だと思われるのがリーダーへの信頼です。
我々は信頼を感じられない人とは一緒に仕事したくありません。
信頼を裏切らないように常々気を配ってもいます。
しかしながら、本当の信頼を得るには普段あまり気がつかない点にも留意する必要があるのです。
それは意識化にはなかなか現れない本当の気持ちです。

上記の例で言えば、
・目標の明確化 ⇒ 自分が有能だと思われたい。
・多様なコミュニケーション ⇒ 影響力を発揮したい。
・褒める ⇒ 嫌われたくない。

右の部分はそれぞれ少なからずの心の中にあることではないでしょうか。
良かれと思ってとった行動がなかなか効果を現わさないのは、部下からするとこのような心の中が透けて見えており、信頼に影を落としているのです。
上記の行動そのものには全く問題なく、むしろ積極的に行うべきものでしょう。
しかしながら、そこにリーダー自身の利益を得るためであることが感じられると、部下は白けます。
不思議なもので、これらは自分では気がつかないのですが部下からはよく見えるのです。
自分のリーダーシップがうまくいっていないと感じる場合、普段の自分の振る舞いの奥にある心理を振り返る必要があります。
行動が自分の自尊心や自己肯定感を得るためのものなのか、そうではなく何かを創るための「思い」や「願い」なのかを確認するのです。
普段気がつかないことでもありますから、深く内省する必要があるかもしれません。
気心の知れた仲間と一緒に振り返るのもお薦めです。

リーダーシップとは行動が始めにありきではなく、本当の自分を知ることが始めの一歩と言えるでしょう。