メールニュース No.2 – “経営チーム力強化プログラム”の提供を開始しました

2016/9/8

いつもお世話になっております、株式会社BOSS & Partnersの福島です。
日ごろよりお世話になっている方、ご縁により私または弊社社員に名刺をいただいた方へ近況報告とご案内をまとめましたメールをお送りいたします。
お時間のあるときにお読みいただけますと幸甚です。

今回お伝えさせていただきたいのは、以下の3点です。
1.モチベーションの源泉
2.  ①「経営チーム力強化」プログラムのご案内、 ②弊社のサービス実績のご報告
3.ストーリーテリング協会のご紹介
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1.モチベーションの源泉
経営陣や管理職の方との会話の中で常にでてくる言葉に「自発」「やる気」 「モチベーション」があります。
各人のモチベーションの高さが会社の生み出す価値や成果に大きく影響しますから、永遠のテーマといえます。

アメリカのケーキミックスに関する古い話です。
最初は“水を入れてかき混ぜてオーブンに入れるだけでケーキの出来上がり!” という商品を発売したそうです。
しかし全く売れなかった。
売れない理由は何だったかわかりますか?
それは、あまりに簡単になんの工夫もせずにケーキができてしまうからだったのです。
開発者はその点に気がついて、ケーキミックスから卵と牛乳を抜いてみたら急に売れ出したというのです(今もケーキミックスといえば、だいたいそうですね)。
ここから解ることは“人は本来、自分で考えてやりたいのだ”ということです。
心理学者のハーズバーグによれば、仕事の満足感を導く要因は、達成すること、承認されること、仕事そのもの(内容)、責任です。
人は本来、自分でやりたいし、やったことを認めて欲しいのです。
モチベーションの源泉はここにあります。

一方、ハーズバーグは 会社の方針や管理、監督、労働条件、給与などは、不満を生む要因にはなりますが満足にはつながらないことも明らかにしています。
ダニエル・ピンクが『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』のなかで警鐘を鳴らしていますが、会社の方針や管理、監督、労働条件、給与を整えれば人は働く、モチベーションは上がると考える組織が残念ながらいまだに多いのが現状です。これらは不満を生む要因になり得ますから整備は必要ですが、もっと人間について考えを深めて職場をつくる必要があるのです。

皆さんの職場ではいかがでしょうか。
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2. ①「経営チーム力強化」プログラムのご案内
弊社では、チーム強化のノウハウと経営視点を統合し、“経営チーム力強化プログラム”の提供を開始しました。
チーム強化、チームワーク向上のプログラムは多いですが、経営陣に関しては、チームと認識していないためか、あるいは社員優先で経営陣は自助努力すべきと考えるためか、強化プログラムは少ないのが現状です。

組織は経営ありきであり、経営は社長一人で行うものではなく、経営陣のチームワークが求められます。強化すべき課題であることは間違いありません。
ぜひ一度ご相談ください。

「組織強化は経営陣から!」 (簡単なご案内リーフレットです)
⇒  https://bossptr.com/wp-content/uploads/2016/09/Program-Information_2016.09_02.pdf

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2.②4月~8月のサービス実績のご報告

4月~8月は、以下のサービスを提供させていただきました。
サービスを提供する中で200名を超える方とお会いしましたが、一人ひとりの持つ想いと力はそれぞれ多様であり、それを活かせるような環境を整えれば、人や組織は力強くパワフルに動き始めること、改めて「人」の持つ可能性を目の当たりにしました。
なお、研修プログラムは、すべて複数回のセッションにより参加者の関係性を高めながら能力向上を図るものでした。
短時間で実施する研修は、知識・手法の伝達以外には難があります。人材育成においては、時間が大切な要素であることをクライアントと共に再確認しました。

・人と組織の戦略実現コンサルティング
・目標管理研修
・管理職能力強化プログラム
・中堅社員リーダーシップ強化プログラム
・エグゼクティブ・コーチング
・オープンワークショップ
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3.ストーリーテリング協会のご紹介

学生時代からの友人が、ストーリーテリング協会を設立しました。
ストーリーテリングの意義と価値を広める活動を行っており、微力ですが私もお手伝いしています。
ストーリーテリングの奥深さにお気づきの方も多いと思いますが、それを企業活動に取り入れるにはどうしたらよいかよく判らない、といったところではないでしょうか。
認知科学者であるロジャー・C・シャンクは、「人間は論理を理解するようにできていない。人間は物語を理解するようにできているのだ。」と言っています。
最近は、分析的思考やロジカル思考が尊ばれますが、これらは物事を分かりやすくするツールであって、人間本来の認知と思考はもっと複雑です。昔から物語が重視されてきたのは、シャンクが言うように人間を考えれば当然のあり方なのだと思います。
ご興味がありましたら、ぜひ協会のHPをご参照ください。

協会のHP⇒  http://www.storytelling.tokyo/index.html

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以上、3点をお伝えいたしました。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご意見・感想がありましたら、ぜひお寄せください。