メールニュース No.1 – おかげさまで設立一周年を迎えました

2016/4/1

株式会社BOSS & Partnersの福島です。
おかげさまで、BOSS & Partnersはこの3月で設立1周年を迎えました。
みなさまに支えられて、この1年、多くの方々の変容に関わらせていただくことができました。このメールをもちまして改めてお礼を申し上げます。
この節目に際し、日ごろよりお世話になっている方、ご縁により、私または弊社社員に名刺をいただいた方へ近況報告とご案内をまとめましたメールをお送りいたします。お時間のあるときにお読みいただけますと幸甚です。

今回お伝えさせていただきたいのは、以下の3点です。
1.組織やチームがもつ本来の力を発揮するために
2.この1年のサービス実績・これからお届けしたいサービス
3.第2回「みんなで創るプラクティショナー・ベースキャンプ(PBC)」
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1.組織やチームがもつ本来の力を発揮するために
管理職の方から「メンバーそれぞれはかんばっているのですが、チームとしての一体感不足を感じます」という切実なお悩みを多くお聴きします。
お話しを伺っていますと、人材育成には一定の対策を講じていらっしゃいますが、意外にも組織やチームに必要な要素であるメンバーそれぞれがもつ“違い”を意識したチームづくりが少ないように思います。
多様性(ダイバーシティ)研修等を通して、頭の中では“違い”の重要性を理解されていても、その“違い”を仕事の中で扱い、活かすことは十分にできていないようです。
まだまだ、現場の中での“違い”は、尊重されるどころか逆に軽視され、メンバー間でいらぬ軋轢や誤解の原因となってしまっているのではないでしょうか。
このような悩みをお持ちのみなさまへ、弊社は以下の3つのステップにより、“違い”を活かすための方法を修得していただく支援を行っています。 

① 違いを知る
対話を用いて、意識下だけでなく無意識化にもある“考え”を呼び覚まし、チームメンバーの考えの“違い”を理解します

② 違いを扱う
個人・組織・社会の観点から過去・現在・未来をじっくりと見つめることにより、“違い”の扱い方を学び、さらにチームにとって必要な価値観を明らかにします 

③ 違いを活かす
明らかになった価値観に軸を置き、②で学んだ“違い”の扱い方を意識して実務を行い、“違い”を活かしたチームの力強さを実感します

大切なポイントは、3つのステップを実際に着実に行うこと、特に①と②は十分時間をかけて行う必要があります。
仕事に直接結びつく活動とは思えないので意義がよくわからない、“違い”が対立を生みさらに混乱するのではないか、などの意見があるかもしれません。
確かに途中ではそうしたことを感じる場合があります。
しかし、それを乗り越えると、メンバーそれぞれの持ち味と力が発揮でき、自然とエネルギーが湧き出るような組織、チームが実現するのです。
心理学者のマイケル・トマセロによれば、人は生後14か月ほどで自ら協力・援助の行動を開始するそうです。
14か月ほどの幼児が自然に協力・援助という向社会的な行動をし始めるという事実は、人はもともと社会的な生き物であることを物語っています。
人が本来もっている向社会的な性質を組織の中の様々な論理で歪めてしまっているのであれば、組織としてそれを取り戻す努力が必要なのではないでしょうか。
みなさまの組織やチームはいかがでしょうか。
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2.この1年のサービス実績・これからお届けしたいサービス
この1年間、以下のサービスを提供させていただきました。 

・組織活性化コンサルティング
・人事制度コンサルティング
・経営幹部チームコーチング
・管理職チームコーチング
・エグゼクティブコーチング
・全社員研修
・リーダーシップ研修
・中堅社員研修
・評価者研修
・コーチング研修
・社員意識調査実施・分析
・オープンワークショップ

お会いした方は550名ほど、今までで一番インパクトのある機会だった、とお褒めの言葉をいただいた一方で厳しい言葉をいただくこともありました。
様々な期待や思いが渦巻く場で、すべての期待に応えることの難しさを改めて感じた1年でした。  

新年度は、研修ファシリテーション・コーチングの経験が豊富なパートナー講師とともに陣容を拡大して、組織・人材開発のコンサルティング、リーダーシップ強化・チーム力強化の支援を中心にサービス拡大を目指します。英語での研修、コーチングの実施も可能です。

人事上の様々なお悩みにも、人事・人材開発の豊富な実務経験からアドバイスをさせていただきます。
弊社の強みは、豊富な実務経験をもとに有効な学識知見を活用して、みなさまの状況を的確に把握し、現実的な対応およびご提案ができることです。
研修・コンサルティング会社は数多くありますが、弊社は実務と理論の架け橋として随一の存在を目指します。________________________________________

3.第2回「みんなで創るプラクティショナー・ベースキャンプ(PBC)」
今年1月に、組織のリーダー、人の育成・組織開発に関わる実践者(プラクティショナー)が、切磋琢磨でき、元気になる場を起ち上げました。
プラクティショナーが抱える課題は、その人ひとりの課題ではなく、プラクティショナーみんなの課題です。
人や組織の変容に関わるプラクティショナー同士が、組織を超えてつながれる場、やり取りを通じて新たなアイデアや気づきが生まれる場、そして何よりプラクティショナーのエネルギーチャージができる場にしたいと考ています。
そして最終的には、プラクティショナーそれぞれが自分の持ち場で、人や組織に本質的な変容を実現していくことを目指しています。
詳細はこちらです。ぜひ、お気軽にご参加ください。http://ptix.co/1ZuI9Pk
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以上、3点をお伝えいたしました。長文になってしまい誠に恐縮ですが、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

次回のメールニュースは7月にお送りさせていただきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。